2012年8月27日月曜日

成果をあげるということ

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ある程度研究の世界に身をおくと、つくづく人ひとりが出来る事というのは少ないのだと気づくわけです。
大学生の頃はこの世にある全ての事を理解してその知識ベースに物事を理解する必要があると思っていたけれど、実際はそのほとんどを理解するわけにもいかず、むしろ理解する必要がないということに気づくのです。
膨大な知識があることは重要ですが、決定的ではないのだと。
それよりも本質にいかに肉薄するかということがとても重要だと。


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Halcyon Molecular はやっぱりだめだった!?

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http://www.bio-itworld.com/els/08/20/12/Halcyon-Molecular-quietly-shuts-down.html
記事によるとHalcyon Molecularが資金ショートで操業をやめたらしい。やっぱり電顕でDNAシーケンスをするのは難しいのだろうか。
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2012年8月26日日曜日

弱い日本の強い円

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弱い日本の強い円を読んだ。
実際に為替ディーラーをやっている筆者から見ると世の中の円高の認識はずいぶんおかしく見えると。

日本経済が弱いのになぜ円安にならないのか。
円高をとめるためには為替介入が必要だ。

そんな意見はでたらめであると筆者は切る。
日本の経常収支が黒字である間は(特に貿易黒字)、淡々と円は外貨を稼いだ日本企業に買われる。日本企業は日本人社員に給料を払う必要があるし、配当を払う必要もある。
このフローは常に円を買う方向に働いている。
特別な理由がなければ、円は常に買われる存在なのである。

また、長期的に見ても、インフレ率の違いから円は買われるのである。
デフレの国”日本”の通貨は価値がどんどんあがり続けている一方で、インフレの国”アメリカ”の通貨の価値は下がっている。結局、長期的に見ればその差は是正されるわけである。

うーん、結局円高は当面とまりそうに無いという事か。
ただ、最近7月の貿易統計では5174億円の赤字らしい。ということはフローは円安気味に流れ始めている。ただ、アメリカの2012年のインフレ率は2.10%、日本の2012年のインフレ率は0.00%とされているのでインフレ率の差はまだあるわけで、なかなか円安ということにはなりそうにない。

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