2013年8月26日月曜日

専門家って何にもわかっていませんよ。原発問題を横目に見ながら

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アカデミアに長くいると、
専門家とか権威とかってたいしたことないんだとわかる。

これは知性の問題であって、知識量の問題ではないのだ。
よく知っていることと(知識量が豊富)、未知の事象に対して直感的に問題点を見極める知性とは別である。

アカデミアには知識はまあまああるけど、未知の事象に対応不能な方がたくさんいる。
むしろ専門性という殻の中で暮らすことができるだけ、世間一般よりこの傾向は強い。

例えば、ビジネスの世界では稼げなければ、どんなに強弁しようが、全く意味を持たない。
しかし、アカデミアではその研究が重箱の隅をつつくようなさもしいものであっても、放置される。

そういった研究者は研究費はとれないが、淘汰されることはない。淘汰圧が極めて小さい世界がアカデミアなのである。

だから、もうオワコンな研究分野が永続し、そこで教授になった人々は安泰かつ元気に今日もつまらぬ研究を繰り広げるのである。

原子力分野はそんなオワコンの学問分野であり、御用学者となる。
彼らはメルトダウンは絶対に起きていないとTVで言っていた時に、原子炉は崩落していたのである。

原子力などというオワコンかつ風通しの最悪の分野に優秀な人たちは向かわない。自由な議論など許されず、国策を擁護する意見しか通らない。10年前に原子力を専攻しようと思った学生は保守的に安泰な分野だと考えてそれを選んだのだろう。

つまり、原子力分野を専攻している人たちは想像力の欠けた知性の乏しい人々であったわけである。

専門家など信じる必要はない。必要な情報を自分で正確に判断した方が何倍も正しい結論を導ける。



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