2013年10月4日金曜日

国民が働く必要のない国家

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資本主義ってお金がお金を生み出すシステムなんです。

だから、資本が資源になりうると思います。

世界を見渡すと実に様々な国家が存在しています。

中東のアラブ首長国連邦やサウジアラビアなどは、
原油が産出れるため、国家が裕福で、国民はほとんど働くことなく生きていけます。

一方で、
日本は潤沢な資本を抱えています。
この資本はさらなる資本を生みます。
株を持ってると年数%の配当がもらえますよね?
企業によったら規模の拡大がおきて、利益水準が上がるものもあります。
何かに投資していると資本がお金を生みます。

最近、経常収支が赤字だと新聞に書かれていましたが、
経常収支は次の式で表せます。

貿易収支 + 資本収支 = 経常収支

つまり、貿易の稼ぎと、海外で投資した資本に対する配当収支の足し算です。

今日本は、原発を停止しているため、火力発電所をフル稼働しています。
大量の燃料(天然ガス)を輸入しています(しかも割高な値段で)。
その結果、貿易収支が大赤字です。
これでやっと、経常収支がちょっと赤字になりました。
つまり、資本収支が莫大なのです。
しかも、資本収支は安定的に黒字です。

つまり、すでに日本は資本という資源をもとにお金の再生産をすることを行っているといえるのです。

これを突き詰めていくと、ある臨界を超えて資本を持つと、もう日本人は全く働いてお金を稼ぐ必要がなくなる時代がくるかもしれません。
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